ICソケットをはんだ付けしてみる
2021年12月3日

レンズ付き半導体レーザを使うTOSAについて

TOSAは光通信を行うための送信モジュールで、受信モジュールのROSAとセットで使われています。光通信はコンピュータや携帯電話などで使われており、0と1のデジタル電気信号で情報を伝達します。電気信号を光信号に変換すると遠距離間でも安定した高速通信が可能になります。通信を行うためには送信機と受信機の他に、伝送路である光ファイバと増幅器が必要です。

何百kmもの距離間で情報のやり取りを行う場合には波形が劣化するため、増幅器が使われます。TOSAなどの技術を使い光通信を行うと、伝達距離が長くても信号が安定していて電磁波の影響を受けません。異なる波長の光を使えば一度で大容量のデータを送信でき、通信速度はモバイル回線やケーブル回線の3倍以上です。TOSAは光トランシーバや光トランスミッタに使われる送信モジュールで、レンズ付き半導体レーザなどが組み込まれています。

他にもCAN型や同軸型、高性能なバタフライ型などの送信モジュールがありますがTOSA型は光ファイバを使わず接続できるのが特徴です。このタイプの送信モジュールは、レンズ付きの半導体レーザと光ファイバを受けるスリープで構成されています。光コネクタのインターフェースを備えているため、光ファイバを使わず外部から直接的に差し込んで接続が可能です。TOSA型には温度調節が可能なタイプもあり、CAN型や同軸型と比べるとコストがかかるもののバタフライ型の次に高性能です。

この技術は光通信ネットワークを効率的に活用するため重要な役割を果たしています。TOSAのことならこちら

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