ICソケットをはんだ付けしてみる
2021年12月6日

TOSAの仕組みとは

TOSAは光通信で使用するものであり、LDからの光を集光レンズに通してレセプタクルの光軸に合わせる機能があります。データの送受信を行っているのではなく、送信側のみを担当しており、ファイバー内に光と通し、データーを送信しています。TOSAは送信側だけなので受け取る方も必要であり、受信側をROSAと呼びます。送信側のTOSAと受信側のROSAは2つが組み合わさっていることが多く、それに伴いモジュール化をすることができます。

この2つを合わせてOSAと呼ぶこともあります。TOSAから発せられたレーザーの光はROSAの内部にあるPDに受け取られ、電気信号に変化し、データーを処理しています。つまり調整された電流がLDチップに流れ発光し、その光がチップの活性層の中で反射増幅されレーザーの光になります。発振された光はレンズを通じて集光され、ファイバーへ送られていきます。

このTOSAの内部は仕組みは同じものの、構造はそれぞれ製品によって異なっており、メーカーの差が出る部分でもあります。多くのメーカーで作られているものは、レーザーダイオード、光インターフェースそしてモニターフォトダイオード、金属またはプラスチックのハウジング、電気インターフェースで成り立っています。場合によってはフィルターエレメントなどコンポーネントが含まれていることもあり、より光信号に変換しやすくなっています。高品質で高性能のものが多くなっているため、内部構造に注目するようにします。

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