ICソケットをはんだ付けしてみる
2021年11月15日

赤外線による非破壊検査はどのように進められるのか

建築物の赤外線による非破壊検査は、非破壊試験技術者やコンクリート技士などといった専門の技術者がいる調査会社に依頼して実施してもらうのが一般的です。赤外線による非破壊検査の依頼を受け付けている会社はたくさんあるので、まずはその中から最適と思う会社を選んで相談をしてみましょう。ヒヤリングや実際に建物を見てもらいながら話し合い、調査を依頼することを決めたら、見積もりへとすすみます。建築物の所有者が調査会社から提示された金額に納得したら、契約手続きを経て正式に調査が始まります。

赤外線による非破壊検査は契約締結後の打ち合わせにしたがって進められていきます。この打ち合わせでは、撮影作業の実施日時や撮影する場所、枚数などといった事項を決めていくので、希望があればきちんと調査会社の人に伝えましょう。基本的には、契約日以降の天気予報をもとに、雨が降る可能性がほとんど無い日の中から調査日が選ばれます。期間は調査対象の規模によって異なりますが、一桁の階数に相当する建築物であれば1日で撮影がすべて終わることが多いです。

撮影が終わった後は解析作業が行われ、結果は報告書という形でまとめられます。この文書を受け取れば赤外線による非破壊検査は終了となります。なお、依頼をする会社によっては、希望を出すことで報告書を紙ではなく電子データとして受け取ることができます。ペーパーレスを励行しているのであれば、打ち合わせの際に相談をしてみると良いでしょう。

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