ICソケットをはんだ付けしてみる
2022年1月9日

テストに使用する検査治具とオリジナルソケット

電子機器や電子部品のテストでは、様々な検査治具が使われています。テストソケットを使うと、電気的な特性を検査して仕様を確認できます。オリジナルソケットを使用すれば、自社製品の検査に柔軟に対応できます。検査治具のテストソケットは大きく分けて2種類に分類されます。

電気的特性のテストは半導体の装置にオリジナルソケットなどの検査治具を組み込み、常温に加えて高温や低温でも検査します。メモリは低温時の動作が重要になるため、低温時の電気的特性テストも大切です。高温の環境で行われるオリジナルソケットを使った電気的特性テストは、通常は数秒程度で終わります。特性評価の場合だと、1時間から2時間程度の時間が必要なケースもあります。

検査治具のオリジナルソケットには、長い寿命と耐久性が求められています。量産ラインの電気的特性テストでは数多くの半導体を測定するため、耐久性に問題があると生産性の低下に繋がります。デバイスには求められている仕様があるので、デバイスの要求に合う電気的特性を測定します。テスト用のソケットが必要になった場合は、実績豊富な会社のソケットを選択するのが基本です。

検査治具の選択は製品の品質にも影響を与えるため、事前に実績とサービス内容を調べてから購入します。ソケットは種類が多いので、特性を詳しく調べてから自社製品に最も合うソケットを選びます。オリジナルソケットなら、自社製品に合わせて柔軟に使えるメリットがあります。

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です