日本初の緊急避妊薬が発売。しかし保険適応されないのでご注意

レボノルゲストレルのイメージ

低用量ピル「レボノルゲストレル」の服用と子宮頸癌の関係

ピルは有効な避妊手段として、欧米を中心に世界中で多く用いられています。中でも、「レボノルゲストレル」は避妊効果が高く、副作用が少ないため、世界では最もポピュラーなピルと言えるでしょう。レボノルゲストレルの成分は女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロジェステロン)の混合剤であり、緊急避妊薬として用いられると同時に、生理不順や月経困難症などの症状を緩和する為にも用いられています。レボノルゲストレルをはじめとする低用量ピルは、女性にとってメリットが多い反面、副作用やリスクがある可能性も考慮しましょう。初めて服用する人や、個人の体調によっては、吐き気、めまい、膨張感、頭痛などの不調があらわれる場合があります。一方で、一時的な副作用以外に、ピルを多く使用している人は、そうでない人に比べて子宮頸癌にかかることが多いという結果が出ています。子宮頸癌はヒトパピローマウイルスの一部が子宮頸部に持続感染することが原因とされています。そしてこのウイルスは、主にセックスによって感染することが分かっています。ピルを服用している人の中には、その避妊率の高さを過信し、コンドームをつけない場合があるようです。この場合、ヒトパピローマウイルスに感染する可能性は、使用した場合に比べかなり高くなってしまうでしょう。レボノルゲストレルをはじめ、低用量ピルは、避妊には高い効果を発揮しますが、感染症を防ぐことはできません。ですから、服用しているからと言って、コンドームを使用しないことは、子宮頸癌のリスクを高めることになるのです。これらが、ピルを服用し続けた人の中には、子宮頸癌が多い、といわれる理由の一つです。